台北市松德路に位置する《布穀鳥果子工坊》は、古典的なスタイルが色濃く反映されたベーカリーです。店内のデザインはおしゃれで、木材の装飾やヴィンテージの照明が、まるで小さな町のスイーツ店にいるかのような雰囲気を醸し出しています。美しさと温かみを兼ね備えた空間は、広さはそうでもないものの、非常にスタイリッシュで、通り過ぎるとつい目が引かれ、入るとパンやスイーツをたくさん持ち帰りたくなるような店です。
今回は《千層蛋塔》を購入しました。
この一品は本当に驚かされました。タルト生地は繊細な層になっており、外側はパリっとしていて、内側はやわらかく、食感の層がはっきりしています。内餡は濃厚な卵の香りがし、滑らかでクリーミーで、甘さはちょうど良く、全くしつこくありません。非常に高水準の千層蛋塔で、もう何個か買っておけばよかったです_(´ཀ`」 ∠)_
《巧克力餅》も素晴らしいですね。甘すぎず、ほろ苦さを含んだチョコレートの香りが漂い、クッキー自体はしっかりしているけど硬くなく、上にチョコレートチップがちりばめられていて、パリッとした食感が加わっています。ブラックコーヒーや無糖の茶と一緒に食べるのにぴったりなおやつです🫘
《東京起司》は、私が個人的におすすめするパンの品です。焼かなくても、パン生地自体が非常に柔らかく繊細で新鮮です。内餡のチーズは濃厚で香り高く、しょっぱすぎません。再度焼くかエアフライヤーで加熱すると、外側がパリっとし、香りがさらにアップし、どんどん食べたくなる塩系のパンです🧀
まとめると、《布穀鳥果子工坊》は台北で品質と価格を兼ね備えた小さくて美しいベーカリーです。デザート好きやパン愛好者、単に午後のお茶のお供を探している方、ここでは満足できる選択肢が見つかるでしょう。周辺の物価から見ても、こちらは本当に良心的で、何度も訪れる価値のある地元の隠れた名店です!