安南河粉

嘉義市にある有名なベトナム料理のお店。大学時代に訪れたことがあり、久しぶりに帰ってきたが、この店は依然として良心的な価格と懐かしい味を保っていると感じました。

今回は一人で訪れ、ボリュームを考慮して、いつも大好きな『半筋半肉牛肉河粉』ではなく、少し軽めの『生牛肉河粉』を選びました。
スープは透明感がありながらも薄っぺらくはなく、牛骨をじっくり煮込んだ自然な甘味が広がります。さらに、わずかに玉ねぎの温かみも感じられ、一口また一口と食べたくなるタイプです。生牛肉はちょうど良く火が通り、滑らかで新鮮、全く生臭さがありません。河粉自体は幅広で弾力があり、煮崩れず、スープと合わせると豊かな味わいを吸い込んでさらに美味しくなります。
そばに添えられたバジルとレモンは、この一杯の魂を引き立てる要素です！私は最初の数口は原味を楽しんだ後、ゆっくりとバジルとレモン汁をスープに加えます。その瞬間、味の層が完全に開き、清煮スタイルから南洋の香りへと不思議な転換が訪れます。

『芙蓉豆腐』
これは安南河粉に来るたび必ず注文するサイドディッシュで、今回も期待を裏切られませんでした。外はサクサクに揚げられ、中は蒸し卵のように滑らかで密度が高く、一般的な揚げ豆腐とは全く違っています。調味料が絶妙に効いていて、酸味と塩味の中に微かなコリアンダーの香りとニンニクの風味があり、軽く辛い唐辛子が添えられています（でも全く辛くありません）。普段辛いものをあまり食べない人でも、そのポイントとなる香りの層を楽しむことができます。一人では少し多いかもしれませんが、本当に美味しいので止まらなくなります。

安南河粉は今でも老舗の本物さと誠意を感じさせてくれます。半筋半肉河粉はたったの$150で、バジルとレモンもついています。スープは良く、肉は新鮮で、コストパフォーマンスの良さを称賛できます。芙蓉豆腐を一皿添えれば、全体的に満腹感と味覚の満足感を同時に味わえる素晴らしい食事になります。