米線は桃園の龍岡地区にある非常に特徴的な食べ物であり、この地域に住む人々の多くはタイ・ミャンマーの孤軍の子孫です。彼らは国共内戦の際に雲南省からタイ・ミャンマーの国境に撤退した人々の一団です。ですので、料理の内容は主に雲南・滇緬の料理が中心となっています。

その中で最も有名な料理は、米線です。米線の特徴は、スープの出汁にあり、大骨と鶏を6時間以上煮込んだもので、鶏白湯に似ているため非常に甘美で、口の中が渇くことはありません。米線自体は台湾の麺線に似ており、少し塩味も感じられます。また、おすすめの小菜は碗豆粉で、ちょっとした和え物のような粉条で、暑い時に食べると本当にさっぱりします。

全体的に見ると、ここで食事をすることは異国情緒を感じさせ、個人的にはとても好きで、桃園の眷村観光で絶対に外せない美食だと感じています。