彰化市で何軒かの魯肉飯を食べたが、期待には及ばなかった。最近、あるYouTuberが彰化市でこの老舗に行って食べたということで、再び彰化に足を運んでみることにした。

阿泉魯肉飯は朝から午後1時半まで営業しており、週末は並ぶのは避けられないようだが、店内は広く、約半時間の待ち時間で済んだ。お店は領収書も発行してくれる。

一口食べて驚いた！ 魯肉の外皮は非常に柔らかく、全く脂っこくなく、滑らかだ。魯肉の赤身部分も乾燥することなく、内部はしっかりと熱が通っていて、食べるととても心地よい。

白ご飯は一粒一粒分かれていて、滷汁の味は強くなく、お互いに良いバランスを保っており、脂っこくも湿っぽくもない。白ご飯だけでも、今まで試した中では彰化市の魯肉飯の中でも特に優れたものである。

茹でた青菜と滷干筍の味は普通で、煮るとかなり柔らかくなっている。ただし、ソーセージの味はかなり特別で、中には食感の粗い赤身肉が詰まっており、明らかに高粱酒の風味が漂っているので、試してみることをおすすめしたい。

後で調べて知ったのだが、聯合報は2023年から台湾の小吃「500碗」を開催し、有名人やシェフ、食評者など50人がそれぞれ10軒を選ぶというものだ。「泉焢肉飯」（阿泉魯肉飯の看板名）は2023年の第一回の王座に輝き、2024年にも登場し、名実ともに相応しい。