坂田家は健康をテーマにした弁当を主に提供しており、糖質を抑えたメニューもあります。全体のスタイルは和風です。栄養のバランスに関しては、坂田家はなかなか良い仕事をしていると思います。タンパク質、炭水化物、ビタミンなどの面においても、幅広い食材が取り入れられています。しかし、味や料理の分量については、もう少し改善の余地があると感じました。

まず、全体的に弁当がとてもあっさりしています。あっさりしてること自体は悪くないですが、食材が新鮮であるか、または調理技術で食材そのものの味を引き出す必要があります。私が食べたハンバーグ弁当では、肉自体の味付け以外の部分は特に味を感じることができず、ただ健康的な料理だと感じました。

次に、メニューの写真を見るとボリュームがありそうに見えますが、実際に弁当を開けてみると量が少ないと感じました。私のように食欲がやや旺盛な人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、弁当の値段を考えれば、台北でこの価格ではあまり多くを求めることはできないのかな、と思いました。やはり、パンデミック以前とは状況が違いますね。